現在テンプレート作成中につきご迷惑をおかけしておりミャす(ぺこり)。
先週いっぱい休んでいたような状態なのでとにかく今日は書けるだけ記事を書きたいニャアと思いミャす。
そんニャわけでゲームレビューを1本。
続きは折り込みから。
ところで上のはタイトル画面のメニューなんですが、タイトルの書いてある映像がなかったので無駄にわかりにくいです。制作側的には意図的にそうしたんだと思いミャすが、う~ん…。
そんニャわけで今回レビューするゲームは、XboxOne用ソフト『Pneuma: Breath of Life』です。
え~と、取り敢えずぱっと見で読み方がわかりミャせんニャ。
調べてみたところ、読みはそのまま「プネウマ」。ギリシャ語で精神とか魂とかそういう意味だそうです。後ろの「Breath of Life」は英語で「生命の息吹」と言った意味合いなので、そんな感じのタイトルだと思いミャす。
タイトルでなんとなく想像つくとおり、本作は海外のインディーズデベロッパーの作品。
調べたところ、海外のXboxOne及びPCゲームのプラットホームであるSteamでは2月27日に、またPS4版が7月7日にリリースされておりミャすが、日本ではXboxOne版が8月14日のリリースとなっておりミャすので半年遅れでリリースされた形のようです(日本ではPS4版は未定の模様)。だからといってローカライズされているわけではなく、字幕無しのメッセージが全て英語だったりで、何で遅れたのかはよくわかりミャせんでした。
ミャア、結局「色々試して体で覚えろ!!」なゲームだったので、言語の壁なんてあってないようなものでしたが。
前述の通り、本作は8月配信開始ですが、我が輩自体はまったく情報収集とかしておらず、その存在に気がついたのは先週(11月15日頃)頃、ようやくブログの体裁も整い始めたので久しぶりにちゃんとゲームをやるかとストアを覗いていたときのことでした。
で、気になったのがその映像。
「あ、なんか凄く3Dダンジョンっぽい」
ミャア拙い英語力で説明を読む限りは1人称視点のFPSのようなものと理解。
しかし気になったら当たって砕けるのが猫の生き様ニャわけで、次の瞬間にはインターネットで調べる事もせずにさっさとDLを始めておりミャした。
ちょっと調べれば1人称視点のパズルゲームだというのがすぐにわかったはずなんですけどニャア…(遠い目)。
そんニャわけで、本作は1人称視点パズルとなりミャす。
ちなみにキャラクターを見る術がなく”自分”がどういう存在なのか全くわからないので、プレイヤーがそのまま不思議な世界に入り込んでいるようなものと考えて良いんじゃないかと思いミャす。外野からぶつぶつと英語が聞こえてきているのでキャラクターがしゃべっている気もするんですが、ただでさえ英語な上になんか音が小さくて碌に聞き取れなかったのでなかった事にしておきミャす。
酷いプレイヤーだニャア…(他猫事のように)
プレイした最初の感想は。
綺麗。
ただその一言に尽きミャす。
冒頭、暗闇の中からスタートし、声だけが聞こえてきたあと闇が切り裂かれて広がる所為の向こう側に広がるのがこの階段。手すりが曲がっているのは進行に合わせて手すりがよってきて階段と繋がるためで、上っていく事で階段が完成して道になる姿が大変綺麗です。
さらに進むと博物館のような空間に出、その向こう側で白かった世界ににじみ出すように色がついて、初めてカラフルな世界がプレイヤーを迎えてくれミャす。
もうこの演出だけで買って良かったニャアと思った我が輩は実に単純ですニャ。
実際にはこの後最終ステージくらいまでここまで幻想的な場面はほとんど無く、大半は無機質な博物館のような風景が続くわけですが、それでもこの序盤の部分だけでも見る価値は十分あると思いミャす。
ミャアそれだけのために買うには若干値が張る気はしミャすが。
さて、ゲーム内容としては、ステージクリア型のパズルゲームとなりミャす。
操作は左スティックで移動、右スティックで視覚操作、Xボタンでスイッチオンオフ、Bボタンでジャンプ、とミャアその程度。移動速度は遅く、ジャンプも段差を乗り越えられる程度の一般人仕様(高台から落ちてもノーダメージな部分だけは超人ですが)なので、激しいアクションを伴うパズルはなく、じっくり考えて解くタイプのパズルばかりとなっておりミャす。一応、開いた扉が閉じる前に滑り込む程度のアクションはありミャすけどね。
本作の謎解きの特徴は、とにかく「視覚」に特化している点にありミャす。
特に序盤に多いのがカメラ(っぽいもの)。最初はこれと視線を合わせる(画面無いに収める)事で扉が開くのですが、そのうちカメラの数が増えたり、カメラから扉までの距離が離れたり、カメラが思わぬところにあったり、そのままではカメラと目を合わせられないので仕掛けを動かしてカメラと視線を合わせるのに試行錯誤したり、と色々頭を悩ませていく事になりミャす。
さらに進むと、カメラと視線が合っている時に動くとそれに連動して移動する床が登場。視線を合わせて道を作り、視線を外して道まで移動してそれを利用する事を覚えると、今度は視線をそらす事で表と裏が切り替わるスイッチが登場し、さらに進めるとまた別のパターンの「視覚」パズルが登場しミャす。
とにかく「どこを見るか」「どこを見ないか」を主眼に置きつつ、「何がキーとなっているのか」「どうすれば道が開くのか」を試行錯誤していく、本作はそういうパズルゲームです。
ミャア、とにかくじっくり考え、あ~だこ~だと失敗しながら試行錯誤するだけのゲームなので派手さは有りミャせんが解けた時は本当に楽しいゲームだと思いミャす。
難易度は…気づけば一瞬だけど気づかないとどツボにはまって延々苦しむ、そんな感じ。
とは言え今時は調べると攻略動画が見つかる時代なので、どうしてもの部分をその辺に頼れば3時間も経たずにクリアできる程度のボリュームです。
ちなみに我が輩は2カ所ほど攻略動画に頼りミャした、ごめんなさい(土下座)。
さて総評です。
「映像が綺麗な手堅い謎解きパズル」
ミャア、これにつきミャす。
3Dアクションではありミャすが難しい操作はなく、そちらの技術は不要です。一方で、視線を外すために後ろ向きで歩くとか、そういったトリッキーな操作や発送が求められるので、直感よりもじっくり考えて動かすことが多いです。
謎解き部分は前述の通り。
多少理不尽な謎解きもありミャすが、今時ならどんな手でも解けますからねぇ…(邪笑)。
このレビューでかなりヒントも書いてしまった気がしミャすが、この程度ではクリアまではこぎ着けられない程度には難しい場面もありミャすので、そこそこ歯ごたえのあるゲームだと思いミャす。
ミャア、ボリュームはたいしたことが無いので、気分転換程度に、というゲームですが、頭を悩ませている時間分楽しめる作品でした。
☆総評価:7点(/10点満点)
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